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シチリアでの饗宴 その弐

さてさて、トラパニの町一番の魚屋を見た後に、くだらない話(いやいや・・・ネタ集め)や仕事の話をしているうちに、もう夜ご飯のことを考えなければならない時間になってしまいました。

そうそう、イタリアは南に行けば行くほど夜ご飯の時間が遅くなります。というのも、やはり日中は暑いから。昼休みをたっぷりととって15時、16時くらいから午後の仕事に入る所も多いとか。
そのため自然と夕食(夕とは言えませんが・・)の時間が押されて遅くなります。

その日の開始時刻は21時。21時くらいになればお腹も空いてくるだろうと思っていたものの、昼にもたくさんの海の幸をご馳走になったため、もしもこれが日本だったら、『軽くお茶漬けで済ませるか・・・』という感じの夜だったのですが、それはシチリアの客人には不可能な話。


「ほら、日本人は小食だから、あんまりたくさんは食べられないからね~」と伏線を張りまくったので、理解あるシチリア人は親切にも、


「じゃあ、アンティパストだけにしようね!」と、オーダーをしにキッチンの方へシチリアの友人は消えていきました。


おおっ!なんと優しい言葉・・・。

よかった、よかった。やっぱり、夜は軽めの方がいいよね・・・。などと、日本語で和やかにひそひそ喜んでいると、彼がテーブルに帰って来ました。

「ここのアンティパストは美味しいから、楽しみにしててね!今日は美味しいタコとムール貝があったから、それを頼んできたからね。」

やった!グッドチョイス
さすがに、タコを食べる稀有な民族である日本人とシチリア人は気が合うねぇ~。と思いつつ、和やかに談笑。


その和やかムードが一気にかき消されたのは、カメリエーレ(給仕のボーイさん)が我々のテーブルにアンティパストを持って現れた瞬間でした。

なななんと、彼が持って来たものは、

polipo bolito2_convert


polipo fritto1_convert



うううううううっ、そのまんまタコっす。


最初の写真は茹でたタコ。2番目は揚げたタコ。



生まれたままの姿で茹でられ、揚げられたタコ・・・・



もちろん、我々日本の食文化の中にも、活き造りはあるし、踊り食いはあるし。他の食文化に文句言っちゃいけません。



しかし・・・・。



切ってくれ・・・・ 

飾ってくれ・・・・ 



味は美味しゅうこざいましたが。


第1ラウンドでもはやノックアウトに近い状態でしたが、まだまだ甘かった・・・。


再び、カメリエーレの登場。その手にはもちろん、私の大好きな、zuppa di cozze (ズッパ・ディ・コッツェ)。そう、ムール貝です♪

普段の私なら、やったぁ~!!でも、これだけしか入ってないのかぁ、ムール貝。もっと食べたいなぁ~。と思うところですが、そこはシチリア。抜かりはありません。


ドーン!

cozze2_convert.jpg



恐らく、これでは大きさが分からないので、我が愛すべきシチリア人の手付き写真。(ちなみにこの友人は背も高く、よって手のサイズも普通より大きめです。)

cozze3_convert.jpg


大きさ、お分かりいただけましたでしょうか?お皿の直径は約30センチ。
山盛りに盛られたムール貝に、バゲットを揚げてあるブルスケッタ4個。(注:普通のバゲットサイズですよ)

貝から身をはずし、身を口に運び、殻を他の皿に移し・・・という作業を必死になってモクモクと続けましたが、半分もいかないうちにギブ。


立派な客人は完食しなければいけないのです。しかし・・・・。不可能。



もちろん、シチリアの友人は完食。
食事の後、彼の友人であるシェフに聞きました。

「いったい1人前は何個なの???50個までは数えられてたんだけど・・・。」


「何個かなんて分からないよ。1人前は2キロだよ。日本じゃ数を数えるのかい?」


はい。日本の量なら数えられますが、2キロじゃ無理です。


私が間違っておりました



ちなみに、この話をシチリアで会った他の人に言っても、皆、『当然』という顔で、


『だって、ムール貝なんてほとんど貝殻じゃん!』


う~ん、確かに・・・。肉2キロとは訳が違う・・・。でも、やっぱり日本人は、目でお腹いっぱいになっちゃうんだよね・・・・。

シチリアの名誉のために書き添えますが、味は本当に美味しいんです。ムール貝も新鮮。(近くにムール貝の養殖所があるらしいし)。味付けも最高。ただ・・・・。


このシチリア人、実は日本に来た経験があります。次回は、文化比較のために、彼の日本での受難を披露したいと思います!
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それにしても・・・

それにしてもすごい量ですね・・・。
そういえば小学生の頃、友達の家に遊びに行った際、お皿に大量のイナゴの佃煮出されて半分泣きながら食べてことを思い出した・・・あれはホント泣けました。
シチリアか~、今年の社員旅行の候補にでもしようかしら・・・。

コメントありがとうございました

にゃきさん
イナゴの佃煮責めもキツそうですね~。
そして、プルノットの宣伝もありがとうございます♪このブログでも、商品の紹介やレシピなんかもそのうち紹介していきたいと思います!

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Author:★フェニーチェ★
商品も人間と同じ。性格も見た目も良くなければ!!という「フェニーチェ式クオリティー」を持った商品を主にイタリアで見つけて紹介しているフェニーチェ・セレッツィオーネのブログです。出張に出かけた際のコボレ話や「へぇ~」話、商品の紹介などを行っていきたいと思います。

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